歴史嫌いな子供もハマる!歴史が好きになるおすすめの本7冊

「好きこそ物の上手なれ」、何かを得意にするにはそれ好きになるのがいちばんです。今回は、今まで6つの塾に所属して2000人を超える生徒を指導してきた受験指導専門家であり、これまで出版してきたすべての著書が重版をくり返し、合計10万部を突破したライターでもある西村創が、歴史嫌いな子供もハマって歴史が好きになるおすすめの本を7冊紹介します。

『東大教授がおしえるやばい日本史』本郷和人 ダイヤモンド社 

出版半年で重版11刷、売り上げ20万部突破で売れまくっている日本史本。歴史上の有名人にフォーカスして、それぞれの人物の「すごい」点と「やばい」点がコミカルに紹介されています。

たとえば徳川家康。264年続く江戸幕府を開いたという教科書的な「すごい」点だけでなく、武田信玄が怖すぎて戦でビビっていんこをもらす、などという「やばい」点もイラストつきで紹介されています。

他にも、「西郷隆盛が太り過ぎて死にかけたこと」や、「原稿用紙に鼻毛を植え付け、弟子にコレクションされた夏目漱石」など、歴史上の人物に意外と人間的な一面があったことが、おもしろおかしく紹介されているので、歴史を身近に感じられるようになりそうです。

『オールカラーマンガで楽しむ日本の歴史大事典 人物&エピソード』本郷和人 ナツメ社 

オールカラーの『都道府県』『ことわざ辞典』『四字熟語辞典』などの累計12万部突破の「やる気ぐんぐんシリーズ」の日本史の人物にフォーカスした本。辞典というネーミングながら、堅苦しさはまったくなし。歴史人物のマンガや、リアリティのあるイラストが満載です。

そして、さらにこの本のすごいところは、小中学校の勉強はもちろん、調べ学習や、中学高校受験にも役立つレベルの知識内容が紹介されているところです。

私も中学生向けの歴史本を何冊も出版するに当たり、小中学生向けの歴史本はすべて自腹で購入して熟読して類書研究をしましたが、人物にフォーカスした歴史の本でこれ以上興味深く、しかも歴史の説明がバランスよく紹介されている本は他に知りません。

『3行でわかる中学歴史』Gakken

前述の(1)(2)は2018年出版と比較的最近の本ですが、こちらの本の出版は少し昔の2013年。2020年3月の時点では重版もされていない本なので、ほとんど知られていない書籍だと思います。しかも読み物というよりも、参考書です。

…にもかかわらず、私が取り挙げたのは、もっと多くの知ってもらいたい良書だと思うからです!

歴史が好きではない中学生に最短最速でテストの点数を上げさせるのなら、この本をまずおすすめします。

なぜ、そんなにすすめるのかというと、こんなに端的にわかりやすく各時代、各時期のできごとを解説している本は他にないからです。Q &A形式で、短い質問に、たった3行で小学生にもわかる言葉で書かれた答えが秀逸です。

歴史は細かい内容よりも、まず、各時代各時期のできごとをおおざっぱにとらえるのが理解のコツなのです。描かれている愛嬌あふれるイラストも私好みです(笑)。

『現役高校生が考えた参考書①中学歴史 My歴史まんが』Gakken

品川女子学院高等部の現役高校生グループが協力して制作された参考書です。高校生たちが、「自分が中学生のときにこんな参考書が欲しかった」という視点で作られています。

したがって、歴史の勉強の仕方や、つまずきやすいポイントなども、学生目線で紹介されているのが、他の類書とのちがいです。

「歴史まんが」というタイトルではありますが、年表、写真や略地図などの資料、確認テストなども、全100ページ未満の薄い本の中にバランスよく、しかもコンパクトに盛り込まれています。とてもとっつきやすい参考書なので、これなら読み物としても楽しめるのではないかと思います。

『まんが攻略BON! 中学歴史 上巻・下巻』Gakken

「中学生のためのまんがで楽しく学べる参考書」というコンセプトで制作された参考書。「中学生のための」とあるものの、中学受験をめざす小学生にもおすすめしたい参考書です。

上記(4)で紹介した『現役高校生が考えた参考書①中学歴史 My歴史まんが』に近いコンセプトの参考書ですが、こちらは「ほぼすべてマンガ」という違いがあります。私は、歴史とは、「さまざまな人物を中心にした物語」なので、マンガとの相性が非常に良いと思っています。

でも、保護者世代が子供の頃からある『学習まんが 日本の歴史』(集英社)は、全20巻というボリュームです。マンガとはいえすべて読み切るのはなかなか大変ですし、新品でそろえると2万円を超え、中古でも1万円以上が相場です。とりあえず、手取り早く歴史のイメージを身につけたいという人には、最適な一冊だと思います。

『超短編小説で学ぶ日本の歴史 54字の物語 史』氏田雄介/西村創 PHP研究所

たった54文字、正方形の原稿用紙のマスに書かれた超短編「小説」のシリーズ第4巻となる日本史版です。シリーズ累計30万部を突破しているベストセラーです。

日本史における重要なできごとや人物に、ユーモアが込められた空想を織り交ぜた90編の物語を収録しています。たとえば、最初の1編はこんな感じです。

「野生の土器は活きがいい。捕まえたら、縄でしばりつけておかないと逃げてしまう。多少縄の跡がついても気にするな。」

これ、歴史の知識があまりない人は「何のこっちゃ?!」となりますよね。そこで、つぎのページに、「縄文時代には縄文土器という土器が使われていて、その土器には…」という、軽いノリの解説、いわゆる54字小説の「種明かし」を私がしています(笑)。

はい、半分宣伝になりましたが、TwitterなどのSNSで今もバズり続けている人気のシリーズなんですよ。よかったら、チェックしてもらえるとうれしいです。

 

『中学歴史が面白いほどわかる本』西村 創 KADOKAWA

もう正直に先にお伝えしますが、こちらも私の執筆書籍です(笑)。おすすめポイントは、歴史の「流れ」と「つながり」をわかりやすく、ふだん私が授業でしている話をそのまま文章化した点です。

私はこの本を執筆するにあたり、書店とアマゾンで販売されている歴史関連のすべての参考書と、大人向けの歴史再勉強の本のほとんどを購入し、熟読し、それらの本とは一線を画す参考書を一年がかりで完成させました。

その結果、『中学社会が面白ほどわかる本』(KADOKAWA)は重版をくり返し、現在6刷、中学生の歴史の参考書で最も売れている本となっています。(2020年2月現在)その後、シリーズ化し、「地理」に「公民」、そして「一問一答」編も刊行され、おかげさまですべて重版をくり返しています。手にとって見ていただければ、その理由もわかると思っています。

ぜひ、「まえがき」から読んでくださいね。

 

さて、「歴史嫌いな子供もハマる!歴史が好きになるおすすめの本7冊」を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

よかったら書店やアマゾンなどでぜひチェックしていただけたらと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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