公立(都立)高校一般入試国語の作文をいますぐ簡単に高得点取る方法

高校受験

公立(都立)高校一般入試の国語に必ず出題される作文。

でも、

「書くの苦手で…」

「何を書けばいいのか思いつかない…」

「時間内に書ききれない…」

なんて悩みを抱えている人、多いですよね。

作文は配点も高く(都立高校入試では10点)、あきらめると合格も遠のきます。

そこで、公立(都立)高校一般入試国語の作文をいますぐ簡単に高得点取る方法をこのブログを読んでいただいたあなたに教えます!

私は今まで6つの塾に所属して2000人を超える生徒を指導してきました。なかには、本当に作文が大の苦手の生徒もいました。しかし、今から私が紹介する方法を実践したところ、みな作文で簡単に満点を取れるようになり、第一志望校に合格していきました。

また、今から紹介する方法を詰め込んだ書籍、『高校入試 塾で教わる小論文・作文の書き方』(KADOKAWA)を出版した結果、重版をくり返し、現在4刷のベストセラーとなっています。(2020年3月日現在)

一般入試国語作文は加点法でなく減点法で採点されるという事実

いわゆる「うまいと言われる作文」を書けるようになるには時間がかかります。読む人を惹きつける文章を書くにはセンスも必要です。

でも、一般入試国語の作文では「うまい作文」を書く必要はありません。必要なのは、「与えられた条件に沿って、短時間でミスなく完成させること」です。

そしてそれは、難しいことではありません。作文が苦手でも心配入りません。内容がいくら浅くても、表現がつたなかったりしても高得点が取れます。

なぜなら、一般入試における作文は加点法でなく、減点法で行われるからです。いくらすばらしい表現や、文学的な美しい言い回しをしても、「この部分、よく書けているからプラス3点あげよう」ということにはなりません。

むしろ、「漢字が間違っているからマイナス1点」「結論が課題のテーマとずれているからマイナス1点」「結論が課題のテーマとずれているからマイナス5点」というように、ミスがあれば確実に減点されます。

「いかにうまい作文を書くか」ということよりも、「いかに減点されない作文を書くか」という姿勢で臨む方が、高得点に近づけます。

それでは、どうすれば減点されない作文を書けるようになるのか。

それは、どんなテーマが与えられても毎回決まった「型(=テンプレート)」にあてはめて書くことです。あらかじめ決まった「型」どおりに書き進め、仕上げることを最優先して臨むのが入試で合格に近づく作文の書き方です。

●「型」を使って小論文・作文を書く利点

  • しっかりとした文章構成にしやすく、高得点につなげやすい
  • 何をどう書けばいいのかが明確なので、書く時間を短縮できる
  • 練習を重ねるほど、使い回しのきく「持ちネタ」が増え、さらに書く時間を短縮できる

さあ、それでは、その型を具体的に紹介しましょう。

「型」その1:「賛成」を宣言する

一般入試国語作文の「型」をひと言で言い表すと、「意見」→「具体例」→「意見まとめ」の順で書くことです。具体例を意見でサンドイッチにするのです。

まず、書き出しで自分の意見を述べます。与えられた課題文における筆者の意見、表やグラフの内容に賛成であることを宣言します。

なぜ反対ではなく、賛成の立場で書くのでしょうか。

それは、その方が簡単だからです。

反対するには筆者以上に説得力のある意見を述べる必要があります。仮にそれができても加点されるわけではないので、メリットがありません。

文章の書き出しは次のような「型」で書き始めます。

●「型」その1

  • 「筆者の~という意見に私も賛成である。」
  • 「この文章で筆者は~と述べているが、私もそう思う。」
  • 「この表では~ということが示されているが、私も実感することがある。」

(課題文をもとに書く場合の例)

この文章で筆者は、相手に主張することの大切さを述べているが、私もそう思う。

(グラフをもとに書く場合の例)

この表では小学生に比べて中学生の読書時間が減っているということが示されているが、私の実感することがある。

「型」その2:「確かに~、しかし~」にあてはめる

さて、一文めで筆者の意見に賛成であることを宣言したら、二文めではその理由を述べましょう。意見を述べたらそのあとに理由を書くことを忘れないでください。意見と理由はセットにする、これが一般入試国語作文で高得点を取るために必要なことです。

ただし、いきなり理由を述べる前に、あえてそのあとで述べる主張とは反対の意見を先に書くのがコツです。「確かに」と書き出してから、予想される反対意見を書きましょう。

その後に「しかし」と書き、一文めで賛成を宣言した理由を述べます。

「確かに~、しかし~」構文にあてはめることで、説得力のある言い回しになるのです。

●「型」その2

  • 「確かに~は、~だ。しかし~は~だ。」
  • 「確かに~という面もある。しかし~という面はより重要だ。」
  • 「確かに~という意見もあるだろう。しかし~は~することでより大きなマイマスにつながる可能性が大きい。」

(課題文をもとに書く場合の例)

確かに相手の気持ちを考えたうえで慎重に発言することは大切だ。しかし、慎重になるあまり、自分の伝えるべきことをしっかり伝えられないことのマイナス面も考えるべきだ。

(グラフをもとに書く場合の例)

確かに学校の「朝読書の時間」などの取り組みで読書をする機会は増えている。しかし、読書をしている人を見るのが最近特に減っているような気がする。

「型」その3:「先日、」から具体例を書く

二段落めは、「先日、」という書き出しで具体例を書きます。

具体例を挙げることで、一段落で述べた意見が正しいといえる根拠をしますのです。

ちなみに「先日」よりも「以前」「数年前」「昨日」という言葉の方が事実に合っているかもしれません。でも、大きな意味に違いのない「先日」を使った方が画数が少ないので時間短縮になります。

  • 部活や学校行事でのできごとなど、できるだけ日常的な体験談を挙げる
  • ふさわしい実体験がなければ友人の話や本、ニュースの内容を挙げてもよい
  • 結論につなげやすい例にし、テーマとずれないようにする

●「型」その3

  • 「先日、部活をしていたときに、~ということがあった。」
  • 「先日、ニュースで~ということが報じられていた。」

(課題文をもとに書く場合の例・1)

先日、ニュースでアマゾンの熱帯雨林消失について報じられていたのを見た。遠い国での環境破壊だが、地球規模で影響が深刻になりつつあるらしく、地球の将来が心配になった。

(課題文をもとに書く場合の例・2)

先日、部活で、選手間でのコミュニケーションの失敗から試合に負けてしまった。私もほかのメンバーもコミュニケーションの大切さをわかっていなかったのだ。

「型」その4:「このように」からまとめを書く

具体例のあとに、「このように」という書き出しでまとめを書きます。先に挙げた具体例を一般化し、一段落で述べた意見に話を戻します。

  • 書くべき作文のテーマを再確認し、テーマに合うようにまとめる
  • 挙げた具体例から得られた結論は、一段落で主張した意見の根拠になることを伝える(具体例の一般化)

●「型」その4

  • 「このように、~ということは、~にもいえることだ。」
  • 「このように、~については、~だということができる。」
  • 「このような体験は、~というおことにもあてはなるはずだ。」

(課題文をもとに書く場合の例・1)

このような環境破壊は世界の各地で進んでいる。まずは環境への問題意識を持ち、身近なことから、今の私にできることを始めていきたい。」

(課題文をもとに書く場合の例・2)

「このように、コミュニケーションは私たちにとって、なくてはならない大切なものだ。便利な現代社会だからこそ、じっくり人と向き合って人間関係を育てていきたい」

さて、ここまで「公立(都立)高校一般入試国語の作文をいますぐ簡単に高得点取る方法」をお伝えしてきました。

よかったら、『高校入試 塾で教わる小論文・作文の書き方』(KADOKAWA)もチェックしてみてください。今回の記事には書ききれなかった、「よく出るテーマ別の満点見本作文」や、「ありがちなケアレスミス例」なども紹介しています。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

作文で高得点を取って入試に合格できるよう、応援しております!

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