【態と】→なんて読む?子供を勉強好きにする、答えを教えない教え方

親の働きかけ

この記事を最後までお読みいただければ、どんな子供でも勉強するようになる具体的な方法がわかるはずです。

「すべての子供は勉強好きである」といえる理由

質問です。

昔から今まで、高視聴率を稼げる鉄板のテレビ番組ジャンルは何だか知っていますか?

はい、クイズ番組ですね。

白黒テレビの時代から、子供達がテレビよりもスマホ動画を見る時代になっても、相変わらず人気があるのがクイズ番組です。

これは、クイズというものが、人間のある性質を活用したものだからです。

ある性質とは、人は質問されると反射的にその答えを考えてしまうというものです。

 

3+7=?

 

頭の中に自然と「10」の数字が浮かびますよね。

 

もうひとつ質問です。

つぎの漢字を読めるでしょうか?

「態と」

読めないですよね。

 

むずかしい言葉ではなく、3、4歳の子供でもわかる言葉です。

なんて読むのか、気になったてきたのではないでしょうか?

 

これが、質問されると答えを考えてしまうという人間の性質です。

じつは、この「質問されると答えを考えてしまうという性質」こそ、私がいつも「根本的に子供は勉強好きである」と数々の記事で述べている理由です。

では、なぜ多くの子供は勉強ギライなのか?

それは、以下が原因です。

  • 勉強することを強制される
  • 勉強内容を教えられる
  • 勉強=苦行という認識を与えられ続けたきた
  • むずかし過ぎてわからない

以上の原因はだいたい納得できるものだと思いますが、ひとつだけ違和感があるものがあるのではないでしょうか?

上から2つめの「勉強内容を教えられる」という原因には疑問を感じると思います。

なぜこれが勉強ギライの原因なのか?

それは、「教えられると、関心がなくなる」という人間の性質からなのです。

教えると興味を失い、教えないと教わりたくなる

先ほど挙げた、「態と」の読み方にふりがながついていたら、

「ふーん、この言葉の漢字、こう書くんだ」

と一瞬思って、すぐに関心を失うはずです。

でも、答えを教えないと、

「なんて読むんだろう?!」

と、気になり続けます。

勉強は、教わると興味を失い、教えてもらえないと教わりたくなるのです。

 

でも、多くの学校の先生、塾の講師、子供の親は、子供にどんどん教えようとしがちです。

子供の関心を引き出すのがうまい人は、できるだけ教えません。

教えないで、子供に考えさせるほうが、考える楽しさ、答えを自分で出せたときの達成感を子供が味わえることを知っているからです。

 

では、そもそも、考えることを楽しまないという子供には、どうアプローチすればよいのでしょう。

それは、ヒントを出して、考えるハードルを下げてあげればいいのです。

考えることを楽しまないというのは、「どうせ考えてもわからない」とあきらめているだけです。

本当は、考えたいという気持ちがその子の奥底にもきっとあります。

クイズ番組が巧妙なのは、視聴者が「わかりそうでわからない」と思う問題を出し、段階的にヒントを出していくところです。

「誤謬」「斟酌」「韜晦」などの漢字の読み方には関心がなくても、「3,4歳の子供でもわかる言葉」と言われた「態と」には関心が出るのです。

 

知っている人は、知らない人に教えたくなるものです。

そこで、子供にどんどん答えを教える大人と、どんどん勉強ギライになる子供が増え続けるという構図になっています。

子供を勉強好きにしようと思ったら、答えを教えず、ヒントを与え、子供自身が進んで考えるように導きましょう。

勉強の真意は、知識を身につけることよりも、考える力を身につけることです。

昨今の私立中学入試問題、公立中高一貫校の適性検査、都立高校の独自入試をはじめとする公立高校の入試問題、大学入試の新テスト。

どれも、親世代が受験生だった頃の知識を問う問題から、思考力を測る問題へと変わっています。

せっかちな大人は、とにかく子供に答えを教えたくなります。

でも、これからの子供に必要なのは「魚を与えること」ではなく、「魚の釣り方」を身につけさせることです。

ぜひ、答えを教えるかわりにヒントを出すことで、子供の関心を引き出してみてください。

私も授業や生徒から質問をされたときに、できるだけ生徒自身に考えさせるようにしています。

態(わざ)と、答えを伝えないのです。

 

さて、ここまで「子供を勉強好きにする、答えを教えない教え方」を紹介してきました。

よかったら、『子どもを勉強好きにする20の方法』(WAVE出版)もチェックしてみてください。今回の記事には書ききれなかったこともいろいろ紹介しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

お子さんが自ら進んで勉強するようになるよう、応援しています!

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