子供を勉強好きにする親の共通点、「ポジティブアプローチ」

親の働きかけ

突然ですが、質問です。

次のメッセージは、どちらがより大きなインパクトを感じるでしょうか。

  • A「その習慣を続けると、素晴らしく健康になれます」
  • B「その習慣を続けると、重大な病気につながる危険性があります」

いかがでしょうか。

どちらの「習慣」により興味がわきますか?

ポジティブアプローチとネガティブアプローチの効能

おそらく、多くの人は、「A」と答えるはずです。

Aをポジティブアプローチ、Bをネガティブアプローチと呼びます。

スーパーの「今ならお買い得です」という宣伝文句がポジティブアプローチ、「今買わないと損ですよ」という宣伝文句がネガティブアプローチです。

ネガティブアプローチはポジティブアプローチよりも、インパクトが大きいです。

人間は、何かを得たいという欲求よりも、失う恐怖に強く感情が動くようにできています。

原始の時代より長きにわたり、失うことはそのまま生存の危機につながっていたからです。

多くの人は、インパクトが大きいネガティブアプローチを使いがちです。

でも、じつは指導力の高い塾講師は、ネガティブアプローチよりも、ポジティブアプローチを多く用います。

それは、なぜでしょう?

ネガティブアプローチはスパイスです。

スパイスを使いすぎると舌がマヒします。

  • 「~すると、よくないよ」
  • 「~すると、失敗するよ」
  • 「~しないと大変なことになるよ」
  • 「~しないと将来あなたは…」

このように言われ続けた子供は、いずれ慣れてしまい、

「もう、わかったよ!」

と素直に聞く耳を持たなくなります。

だから、指導力の高い塾講師はこれらの言い方をポジティブ言い方に変えます。

  • 「~すると、もっとよくなるよ」
  • 「~すると、うまくいくよ
  • 「~すると、確実に解けるようになるよ」
  • 「~すると、将来立つよ」

言葉の意味は同じでも、言い方をポジティブアプローチに変えると、言われた方も悪い気はしません。

たしかに、ポジティブアプローチはネガティブアプローチに比べるとインパクトは小さいです。

でもそのかわりに、ポジティブな言い方を続けると、じわじわとプラスの効果が表れ始めます。

ネガティブアプローチのように、反発される副作用もありません。

ポジティブアプローチの「言霊」効果

「言霊」という言葉があります。

言葉には霊が宿っていて、それを言った人、聞いた人に何らかの作用を及ぼすというものです。

日常的にポジティブな言葉を発していると、言われた方だけでなく、言葉を発した本人も前向きな気持ちになれます。

逆もまた然りで、日頃ネガティブ言葉ばかり発している人は、人生もマイナスに引き寄せられます。

占いで、

「今日はあなたにとってすばらしい出会いがあるでしょう」

と出れば、今日一日、潜在意識で新たな出会いや発見を察知するアンテナ感度が高まります。

その結果、本当に「すばらしい出会い」につなががります。

「うらないが本当に当たった!」と確信する(錯覚です)のと、同じ効果です。

 

たとえば、皿を重ねて運んでいる子供に失敗させるのは簡単です。

ひと言、

「絶対に転んで皿を割らないで!」

と言えばいいのです。

子供はつぎの瞬間、「転んで皿を割ってしまっている自分の姿」をイメージしていまい、そのイメージに行動が吸い寄せられます。

アスリートは競技前に、自分が最高のパフォーマンスができている姿をイメージし、実現につなげようとします。

イメージするだけでなく、

「私はできる!できる!できる!」

と声を出して自分を自分で鼓舞するもの、言葉の力をよく理解しているからです。

言葉は現実化します。

 

ぜひ、子供にはポジティブな言葉をかけ続けるよう意識してみてください。

時間はかかりますが、やがて、いろんなことに前向きに取り組めるようになっていきますよ。

 

さて、ここまで「子供を勉強好きにする親のポジティブアプローチ」を紹介してきました。

よかったら、『子どもを勉強好きにする20の方法』(WAVE出版)もチェックしてみてください。


今回の記事には書ききれなかったこともいろいろ紹介しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

お子さんが自ら進んで勉強するようになるよう、応援しています!

タイトルとURLをコピーしました