子供の状況別に使い分け、やる気を引き出す「4つの働きかけ方」とは

親の働きかけ

子供はそれぞれ十人十色、気持ちも状況に合わせて変化します。

だから、すべての子供のすべての状況に効果的な働きかけ方はありません。

でも、もし、今まで、同じような働きかけ方しかしてこなかったのであれば、これからお伝えする4つの働きかけ方を知り、使い分けることで、子供の反応が変わるはずです。

「ティーチング(教える)」の働きかけ

「ティーチング」とは、こちらから相手(子供)に教える働きかけです。

すでに子供が話を聞く姿勢になっているときに、有効です。

逆に言えば、子供がまだ聞く姿勢になっていないときにはあまり意味がなくなります。

また、教え方も、子供の考え方や、理解力、心理状態をふまえて説明しないと、聞き流されてしまいます。

ありがちなのが、こちらは熱をこめて話しているのに、子供は真剣に聞いていないというケースです。

ティーチングは簡単なようですが、じつはなかなか高度なのです。

教える側の「教える技術」によって、伝わり方が大きく変わってきます。

ティーチングのコツはつぎの3つです。

子供の理解力に合わせて伝える
子供の精神状態をふまえて伝える
子供の価値観に合わせて伝える

「コーチング(導く)」の働きかけ

「コーチング」とは、質問をすることで、相手(子供)が答えを見つけ出すよう導く働きかけです。

こちらに時間的にも精神的にも余裕が必要ですが、そのぶん、子供の考える力を育てることができます。

子供に質問をしたときに、こちらが導きたい方向と逆の返答をされたときにはそれを否定するのではなく、

「なるほどね。じゃあ逆に、そうすることで●●になりそうだけど、それはどう思う?」

と質問することで、子供が想定していなかったことを気づかせ、視野、思考を広げることができます。

もしかしたら、こちらの予想を超える考えを聞けるかもしれません。

「ティーチング」の主体は親ですが、「コーチング」の主体はあくまで子供自身です。

コーチングのコツはつぎの3つです。

こちらが意見するのをガマンする
子供の意見を否定しない
子供の視野・思考を広げる質問をする

「カウンセリング(受け止める)」の働きかけ

「カウンセリング」とは、相手(子供)の発言を受け止めて、安心感を与える働きかけです。

子供が自信をなくしているときや、答えを求めているわけではなく、自分の気持ちを聞いて欲しいと思っているときに有効です。

カウンセラーのように、相手の話に途中で口をはさまず、気持ちを表す言葉が出たときに、その言葉をそのまま受け止めてくり返して返すというのがこのスタイルです。

したがって、「ティーチング」や「コーチング」よりも、消極的な働きかけといえますが、子供に安心感を与える効果があります。

「コーチング」は、すでに子供の中に小さなやる気がある場合には有効ですが、意気消沈している子供にはは不向きです。

いろいろ質問を投げかけても、

「そんなのわかんないよ」

と、子供は強迫観念を受けることもあるからです。

「カウンセリング」はとにかく、

  • 「なかなかできないと思っているんだね」
  • 「自信をなくしているんだね」
  • 「そういう気持ちだったんだね」

と、子供のセリフの中に気持ちを表す言葉があれば、それをただ返すだけです。

また、子供がうれしくて仕方がないときに、その気持ちを親に報告しにくることもあるでしょう。

この場合も、

「そうかー、それはうれしいよね!」

と、その気持ちを受け止め、共感を示してあげるといいでしょう。

カウンセリングは、気持ちを受け止めて共感を示すだけではありますが、ネガテイブな気持ちを和らげ、ポジティブな気持ちをより大きくする効果があります。

カウンセリングのコツはつぎの3つです。

子供の気持ちの言葉をそのまま返す
こちらが意見するのをガマンする
子供のテンションに合わせて言葉を返す

「メンタリング(助言する)」の働きかけ

「メンタリング」とは、人生の先輩として相手(子供)に助言する働きかけです。

「ティーチング」が一方的に教えるのに対して、「メンタリング」はあくまで助言。

始めに子供の言葉ありきで、その言葉に言い添えるように、アドバイスするのがメンタリングです。

助言というと、上から目線で諭すようにしがちですが、そうすると反感を買う可能性が高くなります。

そこで、上手にメンタリングの働きかけをするコツはつぎの3つです。

一般論、正論を言わない
子供の具体的状況に合った助言をする
成功談より失敗談を伝える

さて、ここまで「子供の状況別に使い分ける、やる気を引き出す4つの働きかけ方」を紹介してきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

お子さんが自ら進んで勉強するようになるよう、応援しています!

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